社長の吉田(久)です。
今週の一言書かせて頂きます。
当社は昭和40年に設立致しまして、お蔭様で創業52年を経過致しました。
設立当時は昭和37年から「いか」の豊漁が続いていた事もあって「いか」の冷凍加工のため昭和43年に凍結庫、冷蔵庫を建設致しました。
「いか」はおよそ10年から20年の周期で漁・不漁があると言われており、その度に当社含め業界は一喜一憂していた事を思い出します。その後、「いか」の冷凍と並行して「秋鮭」の豊漁で「秋鮭」の加工と「いくら」の製造を手掛ける事となり、特に当時「秋鮭」の豊漁で現在の価格より安かった事もあり、大衆食材として「醤油いくら」の開発に力を入れ、工夫を重ね、試行錯誤2年余りの結果、現在の味にたどりつきました。
お蔭様で「醤油いくら」は好評を得ておりますが、この数年「秋鮭」の漁獲不振で浜値はもとより、「いくら」の価格は不本意ながら高値で推移しております事を大変心配しております。同時に「いか」の回復も願う昨今です。